2020年03月03日

包装紙を復刻します

復刻版包装紙
(昭和32年当時の包装紙の現物)

株式会社三保原屋本店は今年で創業333周年。
本日3月3日より、約60年前の包装紙を限定復刻いたします。

(紙袋やビニールの袋は通常のままです。)

復刻版包装紙
(向かって右が現物。左が復刻版となります。)


復刻をするのは、
現在の呉服町商店街の基礎となる建物が完成した、1957年(昭和32年)当時のもの
当時は戦火から立ち上がり、静岡の防火帯地域として名店街ビルが建築された「記念すべき年」です。
三保原屋本店

静岡らしさ
当時のお隣さんは、美濃屋さんと、新月堂さんでした。




いつの時代も「激動の時代」です。
三保原屋本店も、
①1940年(昭和15年)に静岡大火
②1945年(昭和20)に静岡大空襲(静岡市は26回にわたり空襲があったようです)
と、2度にわたり、静岡の中心地と共に全焼しております。
戦時中に仮営業をしていた時期もありました。
三保原屋本店仮営業所


戦後直後は天然素材で出来た、縄やロープなど、「荒物」と呼ばれる雑貨を販売していた三保原屋。
戦後の復興とともに、日本に出始めたプラスチックの商品を販売することがキッカケとなり、現在の家庭用品店に至りました。
三保原屋本店


先代社長の手記を見返すと
「戦火から立ち直った大衆は少しでも楽しい生活を希望しているのだ、
笊やタワシもよいが、生活を楽しくするような家庭用品を売るべきなのだと考え、
当時出始めの色ついたプラスチック容器をはじめ、
自分の家庭でも使って楽しめるような家庭用品を探して売ったところ。売上の上昇がみられた。」
という言葉が書かれております。


誰もが「記念すべき年」を迎える気持ちでスタートした2020年。
年明けから2ヵ月が経った今、こんな時だからこそ、
今までよりも日々の生活の大切さを感じ、「より純粋な生活の楽しさ」を求める
そんな年になるのかなとも思います。


静岡らしさ



静岡の中心地が2度、灰から立ち上がったように、
新しい時代の困難終息後に立ち上がれるお店でありたいと思っています。
色々な想いをこめた復刻包装紙です。
ご利用いただけるタイミングで、是非お使いになられてください。
※復刻包装紙は三保原屋本店のみご利用頂けます。
(しばらくのご来店が難しいお客様に関して、急ぎ、代案を検討しております。)


【お知らせ】
株式会社三保原屋では、コロナウイルス感染拡大防止のため、一時的な営業時間の短縮を行っております。
●三保原屋本店10時~18時
●LOFT店11時~19時
●NEST焼津店11時~19時半
また、スタッフのマスク着用へのご理解をいただけますと幸いです。
店内ではアルコールスプレーを使った清掃を行う場合がございます。あらかじめご了承ください。



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Posted by 三保原屋 本店 at 03:03│Comments(0)お知らせ
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