静岡呉服町の三保原屋ブログ

少しずつ気温があがってきました。
毎年５月頃になると、本格的に手ぬぐいのシーズンになります。
ここから季節が移り変わり、手ぬぐいの柄もどんどん入れ替わります。
お目当ての柄は本当に早く売り切れてしまうもの。

三保原屋本店では、季節の手ぬぐいを取り扱っています。
一階キッチンコーナーの奥に和陶器コーナーがあり、そこで通年で手ぬぐいを取り扱っています。


  

お店入り口にて【ランチョンマット取り扱っていますか？？】と聞かれることがあります。
取扱いはあるのですが、商品が、一階キッチン売り場の更に奥にある【和陶器の売り場】で常設で置いてあります。
少し和テイストのものが多いのですが、
お探しの柄などあれば是非スタッフまでお声掛けください。

また、最近は近隣の飲食店さんからのご注文を承ることもございます。
是非、お探しの柄などがあれば、三保原屋本店までご連絡ください。

  

あくまでも呉服町商店街における話なのですが、
最近の土日は商店街を初めてご利用くださるお客様も多いような気がしています。

土日に人気がでる商品は、コーヒーのカテゴリーのもの。
お茶と同様、コーヒーのお客様のお好みがそれぞれ違うもの。

ゆっくりとドリップしたい方もいれば、比較的サッとドリップをしたい方もいらっしゃるようです。
ドリップケトルが一番見られるような気がしますが、
素材はステンレスとホーローを比較している方が多いようです。

注ぎ口の細さを見ていただくのですが、本当にお好みの分かれる商品なので、
私たちもお客様から教えていただく情報がたくさんあります。
ご不明な点を含めて是非ご相談ください。

フィルターなどの消耗品を含め、ハリオの商品や、カリタの商品は比較的そろっています。
お取り寄せが可能な商品もございますので、是非お立ち寄りください。

  

インターネットでお調べていただいて、ご来店の方がおおいのが、リバーライトの鉄のフライパンを探しているかた。
三保原屋本店は、静岡のオフィシャルショップです。
定期的にブログでもご案内はするのですが、毎回新しいお客様にご来店いただけてうれしい限りです。

近年の流れとしては、IHの方にお勧めすることが多い鉄のフライパンです。
通常の鉄フライパンは最初にフライパンについている【さび止め】を焼く作業が必要なのですが、
残念ながらIHの方にはできない作業となります。

リバーライトは錆びにくいよう、窒化鉄を利用しているので、新品の状態で【さび止め】を塗っていません。
そのため、洗ったらそのまま使いはじめることができます。
錆びにくい素材ではありますが、使用後はしっかりと水分を飛ばして、薄く油を塗っていただくことをお勧めします。


最近、個人的に気になっているのは、リバーライトの片手天ぷら鍋。
深さがあり、サイズ感もよいので、これが使いこなせれば、多用途につかえそうだな・・とお客様と話すことがあります。
個別商品については、またいつかのブログにて紹介をしようと思います。  

随分と前から言われていたことではありますが、お料理をする男性が増えているそうです。
三保原屋本店は婦人洋品のお店と思われている方も多いのですが、
奥の売り場では、キッチンや陶器。
２階にはインテリアの商品も扱っています。

先日ご来店された若い男性のお客様は、以前三保原屋本店で木製の汁椀をご購入いただいたそうです。
豚汁など具材の多い汁ものを作られた際に重宝していると教えていただけて、とてもうれしかったです。

確かに木製の汁椀、特に漆の日用品を売っているお店も少なくなった印象です。
お探しの方がいらっしゃいましたら、ぜひ、三保原屋本店の一階奥の和陶器売り場までお越しください。


  

密封瓶が一番聞かれる季節は５月～６月ころ。
梅酒や、梅シロップを漬けはじめるシーズンですね。

そして漬け終わる頃に聞かれるのが「カンロ杓子」。
梅シロップを瓶から救い出す、お玉みたいなものです。
このころになると、お店では「上手く漬かりましたか？？」と、お客様と話をすることがあります。


最近は、柑橘系のフルーツを漬けたりする方も密封瓶を探されているようで、年始からじわじわと売れています。

おうち時間が長くなり、手作りするものが少しずつ変わってきたのでしょうか。。

密封瓶は三保原屋本店１階のキッチン雑貨売場にて取り扱っています。




  

ここ数か月で仕入れを始めた、軽いフライパン。
こちらはガス火のみの対応のフライパンです。

三保原屋本店では、日本製のフライパンを取り揃えるのですが、
日本製はどうしても重くなりがちなのが悩ましい点でした。

重い道具が苦手な方や、手首を痛めている方など、多くの方から軽いフライパンを望まれていましたので、
思い切って取扱いをすることとしました。
海外製ではありますが、製造においても日本のメーカーさんが関わっている商品なので、安心・安全面にも心がけている商品です。

テフロン加工、フッ素加工のフライパンは
●空焚きを避けていただくこと
●冷めてから洗って頂くこと
を気を付けて頂くと、長持ちします。
  

先日、ブラタモリでも紹介された、
大分県日田市の焼き物、おんた焼き(小鹿田焼)が入荷しました。

土ものの暖かみ、飛び鉋の模様が民芸っぽさと、
フォルムの可愛さからの親しみやすさが合わさった陶器かと思います。

マグカップの代わりにもなる、蕎麦猪口や、一輪挿しの商品もございます。

取扱いは三保原屋本店１階奥の、陶器売場にて取り扱いをしております。
  

ツールコンテナとは、キッチンツールを収納する筒のこと。
収納方法に困るキッチンツール。
ツールコンテナに収納すると、取り出しやすく、出しっぱなしにしていても嫌にはならないデザインなので重宝します。
高さ、重さ、機能性が備わっており、見た目も良い商品です。
個人的には、ツールを入れた際の重心の位置が大切な要素なのかな。。と思います。

お客様からも「どのお店に売っているか分からなく、探していた」と言われる商品のひとつです。
三保原屋本店１階のキッチン雑貨売場に常設で取り扱っています。  

また、書類を整理していたところ、古いアルバムを見つけました。

先代の社長が非常にマメだったようで、丁寧にアルバムが残っていますが、
残念ながら年代や場所を特定することができず。。
といった写真もあります。

殆どの写真は、静岡大火(昭和15年)と空襲(昭和20年)で、お店と共に焼けてしまったと聞いていますが、
この写真近くにあるメモを見る限り、こちらの写真は昭和10年～20年くらいの間でしょうか・・。
写真を見る限り、周りが焼けている形跡がないので、昭和10年くらいかと思います。


三保原屋本店は現在の位置にうつるまで、少なくとも２回は引っ越しをしていると聞いています。
①札ノ辻町
②呉服町の100円ショップレモンさん(旧谷島屋さん)の横あたり(正確には、安心堂さんのあたり)
③現在の位置
だそうです。


写っている少年が、先代の社長の兄弟だと思うので、、、きっと昭和10年頃。。のはず。
後ろに生えている木々は、現在の市役所方面のものかと思います。

仮に、このあと、大火と空襲を迎える時代だとしても、いつの時代も明るく頑張っていたのかなと励まされます。