2022年04月15日
先日、フライパン倶楽部さんに伺いました

先日、ネットショップでも有名なフライパン倶楽部さんに伺いました。
実店舗は愛知県豊橋市にある「TAKATSU」というお店です。
豊橋にははじめて伺いましたが、百貨店や大手量販店が退店した後の再開発が進み、これからのまちづくりが着々と進んでいる印象でした。
フライパン倶楽部さんも立地としては駅前の商店街立地。
実業と、商店街活性の両方にウエイトをかけながら続けることは本当に大変なことですが、
今までと、これからが繋がっていく、まさに橋渡しをしているところを拝見できた印象です。
フライパン倶楽部さんでは主にキッチン雑貨を扱っています。
特に鍋類は豊富で、キッチン雑貨が好きな方であれば何時間かは楽しんでいられるような品揃え。
ふと、話をしたのが・・
①価格勝負が進むネット社会のなかで、品質や製造背景にもっと詳しくなり、伝えていく必要もあるということ。
②また、これだけ物流が複雑になった世の中で、専門店として取り扱うべき商品のラインナップがあるのではないか。
③専門店による販売という、僕らの仕事の先はどこにつながっているか・・。
③は特に話をする時間が長く・・。
専門店として、料理道具を紹介し、扱う方法や実際の料理も求められることがある。
一方で料理研究家というご職業で活躍される方もいるなかで、専門店の立ち位置はどこにあるのか??という話をしていました。
簡単に言えば・・
「料理道具を販売すること」が、
「お客様の健康や、教育(食育や、自立につながるような自炊)といった課題」
「日本の"良い!"と思えるモノづくりの販路不足といった課題(値引競争からの脱却)」に対して
1つの解決策として提案できていると良いねという話をしていました。
社会から求められるお店・仕事が残るという感覚は大きくは間違っていないかと思います。
日々忘れがちな想いを大切にして毎日を過ごすと、思わぬ発見があるかと思います。
その意味では今日まで三保原屋を買い支えて頂いているお客様には感謝しかありません。